夏の終わりを予感させる涼しい今日この頃ですが・・皆さんお元気ですか?
シリーズ「自車校選びのワンポイント」として今日は「合宿自動車学校の正体とは・・?」ということでお話したいと思います・・
“合宿免許”と聞いて皆さんがまずイメージされるのは、「とにかく早く免許がとれる・・」「一番手っ取り早い・・」ということだと思いますが、果たしてその実態は・・・?
私もかつて合宿教習所に携わっていたことがありますが、免許取得のために必要な技能教習時間数は法令により全国どの教習所でも(合宿でもそうでなくても)厳格に定められていて、例えば、普通車のAT限定免許であれば規定時間31時限という最短時間が決められており、かつ、1日の技能教習時間(1日に乗れる時間)も1段階は2時間、2段階は3時間と厳格に決められているので、仮に毎日最大限乗っても(検定日もあるので)最短でも15日間、さらに行き帰りの移動日数なども含めると最短で17日間の日数がかかるわけです。そのことはどの自動車学校でも皆同じで、合宿ではない地元の普通の自車校でもカリキュラムに沿って毎日規定時間通りこなしていけば、MTでもATでも15、16日間で免許が取れるわけです。
合宿免許は、一言で言えば“教習期間+教習費用のパック商品”ということで、特別に免許が早く取れるわけではない・・ということです。
というわけで、地元の普通の自車校でも無駄なく効率良く教習スケジュールを組んでもらえれば、合宿免許より時間がかかるということはない(移動日数などを考えると合宿よりむしろ早いかも・・)ということです。
免許をGETするにもさまざまな選択肢がありますが、いずれにしても皆さん、悔いのない選択をされることを願っております・・
それでは皆さん、またの機会に!